ラジエターへとエアを導く正面の大きな開口部のデザインが特徴のTDフロントフェイシャーは元マツダの立花啓毅とディーテクニックの出来利弘との共同デザインによるTDプロジェクトで『いつの時代にも愛され続ける価値あるデザインを提供したい』との願いから、クレイモデルからデザイン検討するなどアフターパーツとしては異例の開発期間をかけた渾身の作品です。ヘッドライト下部のフラッシュサーフェイス化、カナード形状、角度を吟味するなど全体のエアロバランスを見直し、車体の風切り音の低減も実現しています。30mm延長されたノーズコーンは、スムーズにボンネット全体とフロントウインドへとスムーズにエアを流し、速度の上昇に比例して路面に吸い付くようなダウンフォースを得ることに成功しています。
また水温、油温に厳しいロータリーエンジンの特性を考慮し、冷却性能の大幅な向上を狙いました。純正のダミー部は廃止して、開口部面積を拡大しラジエターの冷却効率を向上。ノーズコーンで左右に振り分けたエアは専用ブラケットによって最適なやや内側の位置へと移動されたオイルクーラーへと効率的に導き、油温を約5℃下げることに成功しています。
フルエアロを装着し、ローダウン&ワイドなアルミホイールを装着した車両はもちろん、フルノーマルで純正ホイール、純正車高の車両にもマッチングするように考慮し、デザインしたフロントバンバーです。