WEB MAGAZINE
2014年4月
『ハタチの28』M2 1028誕生20周年記念イベントが開催されました
ゲストに元M2の水落正典氏、川添浩幸氏を迎え、多数の稀少な資料が展示された。
M2 1028はユーノスロードスター1800をベースに株式会社エム・ツー(マツダの子会社)が手がけたコンプリートカー第3段。M2 1028(通称ニーハチ)はメカチューンによる豪快なエンジンサウンド、高いステアリング剛性と弱オーバーにセットされたシャシーが印象的なモデル。アルミ素材などを多用しての軽量化と10点ロールケージを装着する高剛性ボディを持ち、その走りは公道を走れるコンペティションモデルそのものだった。
当時のM2スタッフ、川添浩幸氏がゲスト参加。「1028はイジる楽しみを持った商品だった。ビタローニ、MOMOを特注した当時、『高品質なものを少量だけ作る』限定車ならではの利点があったこと。Tシャツやキャップ、カスタマイズパーツなど様々な用品を準備し、クルマを買った後の世界『カーライフを提案する』という考えが当時のM2にあり、今のマツダにもそれが社風として受け継がれていると感じる」と語った。
M2はメーカーでなければ手を入れられない領域を磨きながら
メーカーとしてこれ以上やっては許されない領域の限界を攻めた
20年の時を越えた今も、私達の心を捕らえて離さない
4月16日 次期NDロードスター・シャシーが北米ニューヨークショーで公開されました
注目を集めていた次期NDロードスターのベアシャシーが北米ニューヨーク国際自動車ショーでワールドプレミアされた。
新型ロードスターの発売時期は未定。
『歴代ロードスターで最もコンパクト』であること、『現行モデルから100kg以上の軽量化の実現を目指している』というのだから楽しみだ。エンジンは更に中央へ、そして低重心へと進化するということでますます走りに期待が持てる。
安全装備の充実や様々な規制によって、軽量コンパクト化は現代のクルマにおいて実現が非常に困難となっている。
基本に忠実に原点回帰し、更なる最新技術で進化させたロードスターがそれを達成しているのであれば、
マツダはこれからの時代に必要な技術力を世に示すと同時にライトウェイトFRの魅力で
『25年前のあの時』のように再び世界中を熱狂させることが出来るかもしれない。
スカイアクティブシャシー初のフロントミドシップFR
リヤマルチリンク
リヤマルチリンク
フロントアルミ製ダブルウィッシュボーン
※追加したこの写真はニューヨーク国際モーターショーに行かれたモータージャーナリストの岡崎五朗さんからご提供いただいた写真です。
この写真から解る事を見ていきたい
基本構造は現行NCロードスターの流れを踏襲したサスペンション構造
(フロント・ダブルウィッシュボーン /リヤ・マルチリンクサスペンション)を採用しながらも
ホイールハブボルトが4穴であること、小さめのブレーキローター&キャリパーであることことから
車両重量はかなり軽量である可能性が高い。フロントサスペンションは正面から見た際の傾きが大きい。
エンジンの後退と相まって十分なショックストロークを確保したまま異例に低いボンネットを実現しているのではないか。
またリアサブフレームの取付け位置など最新のSKYACTIVシャシーに通づる技術の応用が見受けられる他、
余分にリヤオーバーハングへとはみ出さないように考慮されたようにも見受けられる。
エンジンサイズから見てホイールベースがNCより若干短くなっているのではないだろうか。
エンジンはSKYACTIV 1.5Gのようだが、若干傾けて搭載され、軽量な樹脂製インテークマニホールド側を上部に、重量のあるであろうエキゾーストマニホールド側が下部に来るようにレイアウトされている。そしてこのエンジンは歴代ロードスターで最も軽量である可能性が高い。かつての1.6ℓ、B6エンジンはスチールブロック、アルミ製カムカバー。今回のエンジンはNC、アクセラと同じくアルミブロック、樹脂製カムカバー。現代の最新シミュレーション技術はエンジン内部の肉薄化が可能となっており、最新エンジンの強みだ。ロードスター初の電動パワーステアリングを採用している可能性は高い。
全てのパーツが軽量コンパクト化と低重心化に向けて、マツダの意欲が感じられる。
自動車研究家
出来利弘
ニューヨークショーでは現行モデルベースの『Mazda MX-5 Miata 25th Anniversary Edition』も同時公開された。
マツダ25th記念サイトで公開している情報はこちら
その中にあるマツダのニューヨーク国際モーターショーのリリースはこちら
マツダ公式Zoom Zoom blog はこちら
岡崎五朗さんのfacebookにロードスターのシャシー詳細画像
以下はマツダの公式ホームページNewより転載
マツダ、ニューヨーク国際自動車ショーで「MX-5」の25周年記念車を公開
マツダ株式会社(以下、マツダ)は本日、「Mazda MX-5(日本名:マツダロードスター)」の誕生25周年を記念した特別仕様車『Mazda MX-5 Miata 25th Anniversary Edition』を、「ニューヨーク国際自動車ショー」*1において世界初公開します。また、マツダは「MX-5」の次期モデルに採用する新開発「SKYACTIV(スカイアクティブ)シャシー」も、初めて公開します。
「MX-5」は、「走る歓び」を訴求するマツダのクルマづくりを象徴する商品です。1989年の発売以来、ライトウェイトスポーツカー特有の“Fun(楽しさ)”を一貫して提供することにより、「MX-5」は国や文化、世代を超えた様々なお客様からご支持をいただいております。累計生産台数は94万台*2を超え、「2人乗り小型オープンスポーツカー販売台数世界一(90万台以上)」として、ギネス世界記録*3に認定されています。
今回公開する『Mazda MX-5 Miata 25th Anniversary Edition』は、「MX-5」がお客様とともに共有してきた25年分の“Fun”を集約させた特別仕様車です。電動ルーフを採用した「パワーリトラクタブルハードトップ車(6MTおよび6AT)」をベースに、ソウルレッドプレミアムメタリックの外板色、ルーフ・Aピラー・ドアミラーのブラック塗装、オフホワイトのレザーシートおよびドアトリム、手塗り仕上げのインテリア装飾パネル、ビルシュタイン社製ダンパー等を採用、各部に「こだわり」を反映した仕様となっています。
また、次期「MX-5」に採用する新開発「SKYACTIVシャシー」も、本日公開されます。当展示は、エンジンとシャシーを組み合せたものであり、SKYACTIV搭載車初となるフロントミッドシップエンジンと後輪駆動のレイアウトを示しています。歴代MX-5の中で最もコンパクトなレイアウトを実現しながら、エンジンをさらに中央寄りに配置するとともに、低重心化を図っています。また、優れた剛性・衝突安全性能を確保しながら、車両重量は現行モデル比で100kg以上の軽量化を目指します。
マツダの山内 孝(やまのうち・たかし)代表取締役会長は次のように述べています。「MX-5の原点となるコンセプトは、ライトウェイトスポーツカーならではの楽しさ、すなわちドライバーの意のままにクルマが動く楽しさを提供することです。我々はMX-5がデビューしてから25年間にわたり、年々高まる環境・安全性能への要請に応えつつ、ライトウェイトスポーツカーの「楽しさ」を継承し続けるために常に進化を超えて革新に挑んで参りました。つまり、MX-5の25年間は、『守るために変えていく』歴史であったと言えるでしょう。」
■「ニューヨーク国際自動車ショー」におけるマツダの出品車両・技術*4
■「マツダロードスター」25周年アニバーサリーサイト 日本語URL:http://www.mazda.com/jp/stories/history/roadster/roadster_25th/ 英語URL:http://www.mazda.com/stories/craftmanship/mx-5/mx-5_25th/
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4月13日(日)ロードスター北陸ミーティング2014に参加
第19回ロードスター・ほくりくミーティング(MTG) 2014が新潟県庄屋の家で今年も開催され、参加してきました
今年は北は北海道、西は神戸からと70台、100名以上の参加で賑わい、盛り上がりました
北陸MTGの楽しみのひとつが前夜祭。前日昼からのそば打ちに始まり、夜は参加者みなさんで作った料理とお酒で宴会です
夜遅くまでクルマの話、人生の話?で盛り上がります(笑)
テ明けて日病日は北陸ミーティング本番です。NA、NB、NCと個性豊かな歴代ロードスターが勢揃いしてミーティングを楽しみにながら、ロードスター誕生25周年を祝います。
本当に暖かい日差しの中、のんびりまったりのミーティングを参加者それぞれが自由に楽しめるのが北陸MTGらしい良さですね。
やきはまグランプリ、じゃんけん大会と進み、イベントは終了です。主催の倉元さん夫妻と美味しい食事を作ってくださったスタッフのみなさん、参加者のみなさん、暖かさ溢れる楽しいミーティングをありがおうございました。来年は20周年となる北陸ミーティング!また参加しますのでよろしくお願いします。
4月5日(土)MFCT&マツ耐が袖ヶ浦FRWで開幕!
2014 MAZDA FUN CIRCUIT TRIAL CHIBA Round
2014マツダファン・エンデュランス(マツ耐) & マツダファン・サーキットトライアル(MFCT) 千葉ラウンドが
4月5日(土)に袖ヶ浦フォレスト・レースウェイで開催されました。
MFCTは国内唯一のマツダ車のみによるJAF公認タイムトライアルで参加台数は39台。
今回は私、出来利弘も発売されたばかりの『新型アクセラXD 6MT』の試乗を兼ねて参加させていただきました。
このアクセラスポーツ・ディーゼルのサーキット試乗とその可能性については、4月26日発売のREVSPEED誌にて
インプレッションを書かせていただいておりますので是非、そちらもチェックしてみてください。
今年から特に入門車の技術とマナー向上を目的に『ドライビング・アドバイザー制度』が設けられ、
私がアドバイザーとして年間を通じてご一緒することとなりました。
ビギナーが入りやすい雰囲気のMFCTですが毎年参加し続け、更なるタイムアップを目指そうとする熱い参加者も多いのです。
走行の合間に熱心に走りについて質問をなげかけて来てくれる参加者のみなさんとドラインビングテクニックについて
ブレーキング、アクセルコントロールはいざという時の裏技まで、かなり深いところまで語り合いました。
参加者のみなさん、お疲れ様でした。ありがとうございました。
『クルマの走る歓び』を深く研究しながら、より安全により速く。
私自信もアクセラXDでみなさんと一緒MFCTを汗をかきながら走り、楽しい時間を過ごすことができました。
一緒にこのイベントを楽しみながら、みなさんのスキルアップに役立てていただければと思っておりますので、
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
ドライビングアドバイザー
出来利弘
次回は5月17日(土)、18日(日)に第2回SUGOラウンドが開催されます。
詳細はこちら
写真提供:ビースポーツ
2014年、春のイベント、ミーティングをご紹介
クルマで出かけるのが嬉しくなる暖かい春がやってきました。
全国各地で楽しいイベントやミーティングが開催されます。
5月4日(日)ディーテクニック初心者向けサーキット走行会&スクール in 筑波サーキットコース1000
第30回を迎えるディーテクニック主催の筑波サーキットコース1000での走行会イベント。
サーキットデビューに適したスクール形式のサーキット走行会。
講師はディーテクニックの出来利弘。同乗走行やドライビングアドバイスを行なう。
見学ご希望の方はこちらをご覧ください。
4日(日)『クルマでいこう!スペシャルトークショー』in tvkハウジングプラザ横浜
コミュニケーションハウス前に今年も貴重なスーパーカーが大集合。
夢のスーパーカーオーナーと岡崎五朗&藤島知子によるトークショー。
5日(祝)コカ・コーラOLD/NOW・カー・フェスティバル2014 in 筑波サーキットコース2000
1986年から続く家族で楽しめるサーキットイベント
ヒストリックカーから最新のスーパーカーまで国内外のクルマ達がが集合します。
様々なクルマの展示やレース、イベントが行われ、家族で楽しめます
11日(日)ロードスター・オアシスミーティング2014
マツダロードスターが大集合する400台規模の関西のミーティング
今年は淡路島に場所を移して行なわれる。
11日(日)『ル・ボランカーズミート2014 YOKOHAMA』in 横浜赤レンガ倉庫
国内外の最新モデルがズラリと触れられるほどの距離に展示される。
クルマでいこう!のトークショー、同乗体験試乗会、モータージャーナリストによる
トークショーなどが行なわれる。
入場無料で観光スポットでもあるので、ご家族でフラリと立ち寄れるのも良い。
17日(土)マツダファン・サーキットトライアル2014 Rd.2 in スポーツランドSUGO
マツダ車のみでサーキット走行を楽しむJAF公認のタイムアタック競技がSUGOで開催。
ロードスター、RX-7、RX-8はもちろん、アテンザ、アクセラ、デミオなど多彩な車種が参加。
ドライビングアドバイザーとしてディーテクニック出来利弘も参加する。
18日(日)マツダファン・エンデュランス(マツ耐)2014 Rd.2 in スポーツランドSUGO
マツダ車ユーザーに耐久レースの楽しみを感じてもらうための参加型サーキットイベント。
サーキットトライアルとのレギュレーション共通化がなされており、また燃費を考慮した
走りも必要となるなどチームワークも試される。
18日(日)『第6回ルノー カングー ジャンボリー2014』 in 山中湖交流プラザ・きらら
富士山のお膝元にカングーファンが大集合。ステージコンテンツの他、ルノーオフィシャルショップ、
フリーマーケットなど開催。ワンちゃん連れの方も楽しめるホノボノイベント。
25日(日)ロードスター軽井沢ミーティング2014
長年続く、1000台規模のマツダロードスター最大のミーティングイベント。
今年は来年発売が噂されている新型NDロードスターのベアシャシーとNCロードスターの
25周年記念限定車の展示が公表されている
4月13日(日)ロードスター北陸ミーティング2014
新潟県で行なわれるマツダロードスターのイベント
19日(土)ハタチの28 in マツダ横浜R&D
平成6年に登場したユーノスロードスター1800限定車『M2 1028』の誕生20周年を祝うイベント
富士チャンピオンレース開幕戦 1日目
86 & BRZ、GT-R、S-FJ、N1400などのレースを開催
20日(日) みんなのモーターショー2014 in 富士スピードウェイ ジムカーナコース&ドリフトコース
ピストン西沢さん主催の走るモーターショーイベント
富士チャンピオンレース開幕戦 2日目
ロードスターNA、NB、NC、デミオナンバー付きレース、8Beatなどレース開催
29日(祝)スプリングフェスティバル in プリンス&スカイラインミュージアム
今年もプリンス&スカイラインニュージアムのオープニングイベントがが開催される。
13代目スカイラインデビューを記念してV37スカイライン開発主管の長谷川氏を迎えて行なわれる。
みなさまからの楽しいイベント情報もお待ちしております