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レース
5月5日ロードスター・パーティレ―スⅡ開幕戦
5月5日(祝)コカコーラ OLD / NOW カーフェスティバルが今年も開催され、イベント内では様々なレースが行われた。
今回はマツダロードスターパーティレースⅡシリーズの熱いバトルに注目してみたい
パーティレースⅡシリーズはNC1&NC2の混走で行われる。スターティンググリッドに並んだ全23台がスタートの時を待つ
迎えた3周目、第1ヘアピンでトップのNC2利光選手にNC1田原選手が並びかける!
このまま2台はダンロップコーナーを並走し、ついに田原がトップに立つ
激しいトップ争いを制して、21号車『哀愁でいとロードスター』田原 大助選手がNC1で総合優勝を手にする。
2位には85号車『1年ぶりでMoty'sロードスター』利光 弘文選手が入り、NC2クラスでは優勝となった。
その他の詳細とクラブマンクラスレースのレポートはMZ Racing
リザルトと次戦以降の情報はパーティレースⅡ公式サイトで観ることができる。
開幕からすでに熱いNC1 対 NC2の戦いが今後どう展開されていくのか!?
次回、第2戦は岡山国際サーキットに場所を移し、6月15日(土)に行われる。
レースレポート
出来利弘
4月20日(日)富士チャンピオンレースシリーズ第1戦が行われました
4月20日(日)に2014 インタープロトシリーズ 第1戦 / 富士チャンピオンレースシリーズ 第1戦 が開催された
写真は86レース 8beat 開幕戦ポール to ウインを飾った
99号車『プロコンポジットBLITZ 86』古田 聡選手
チューニング&カスタマイズが可能なレースとしてスタートした8beat(エイトビート)に
横浜市都筑区のRevolfe S.A. (レヴォルフェ・エス・アー)のチューニング&メンテナンスで参戦し、
セミウェットの中、予選で2分13秒879で見事ポールポジションを獲得した。
予選と同じくセミウェットで行われた決勝レースはフロントロー2台の一騎打ちとなった。
ポールの古田選手がスタートで出遅れ、たしろ選手が1コーナーをトップで通過する。
2台は1周目、タイヤの冷えている状態にもかかわらず後続を引き離し、テール to ノーズの激しいトップ争いを繰り広げる。
各コーナーでインをうかがう古田選手、フェアプレイで抑えるたしろ選手。手に汗握るレース展開が続いた。
そして3周目、最終コーナーからスリップストリームを利用して、ホームストレートで古田選手が1コーナーをアウトから
たしろ選手に並びかける。2台はサイド・バイ・サイドの状態から次のコーナーで古田選手がトップを奪い返した。
その後もバトルは続いたがレース終盤、テクニカルセクションに入ったところで、たしろ選手が大きくテールスライドし、
差が開いたことでレースは決まった。
99号車『プロコンポジットBLITZ 86』古田 聡選手が86レース 8beat 開幕戦ポール to ウインを飾った
走行写真提供:Revolfe S.A.
NCロードスター富士チャンピオンレースはチューニング範囲の広がったオープンクラスとNR-A車両に最小限のチューニングで
エントリーできるチャレンジクラスが設定され、参加台数が増えて活気があった。
開幕戦は予選、決勝共に変わらず、仙台から初エントリーの 0号車『モティーズ ベリーケンオート NC』
小原 健一選手がポール to ウインを飾った。 予選では2分18秒475のタイムで総合ポール。
決勝では86を抑えて走行するなど見せ場を作った。
チャレンジクラスは71号車『クロハチ☆ED☆ロードスター』登坂 紀選手がポール to ウイン。
2位は21号車 田原 大助選手、3位は18号車 ランマン選手となった。
優勝した登坂選手はチャレンジクラスでありながら、オープンクラスの芝本選手を抑えてのポールポジションを獲得。
決勝ではワンメイクレースでチャンピオン経験のある田原選手を抑えての優勝という健闘だった。
オープンクラスは改造範囲が広がりRHT (電動リトラクタブル・ハードトップ)モデルも参戦可能となるなど魅力が増した。
一方改装範囲の狭いチャレンジクラスでもウェットならば十分に戦闘力があることが示された。
富士チャンピオンレース NCロードスター2014年は更に盛り上がりそうだ。
走行写真は石田 徹さんによるもの。ロードスターレースの詳細は石田 徹さんが MZ Racing にて寄稿している。
マツダデミオによるワンメイクレースは75号車 『145デミオ改 with SKR』西山 隆選手がポールポジションから優勝した
2位は34号車 常磐 岳史選手、3位は51号車 戸田 和彦選手となった。
デミオレースはスピード、コスト共に低く、FFで扱い易い。マニュアル車はもちろん、CVTモデルもエントリー可能と
入門レースとしてエントリーし易く人気が高まってきている。
今回取材して感じたことは86、NCロードスター、デミオそれぞれ台数も増え、活気があったということだ。
バトルはどこでもクリーンで見ていても楽しいレースが展開されていた。
モータースポーツ再熱の確かな予感を感じる富士チャンピオンレース開幕戦だった。
その他、取材しきれなかったインタープロトレース、NA、NBレース、前日19日に行われたレースなど詳細なリザルトは
こちら富士チャンピオンレースのページでチェックしてほしい。
次戦は6月21日(土)、22日(日)に開催される
自動車研究家
出来 利弘