WEB MAGAZINE
2016年1月
1月10日(日)NB Roadster Meeting ~NBも頑張ろう!〜 レポート
2代目となるNBロードスターは1月8日で発売から18年を迎えるため、「NBの誕生日をお祝いしよう!」という話になり、この度開催いたしました。ちょうど1年くらい前、NBロードスターの今後の維持やメンテナンス、情報交換、カスタマイズなどにNBを乗り続けていくため、話し合うきっかけの場所として「NBミーティングができるといいね」という話になりました。昨年8月には『NCEC Roadster 10th Anniversary Meeting』の開催もあったことで「NBの20周年まで待てない!」というNB乗りの気持ちが抑えきれなくなり、『NB ROADSTER CLUB 』を結成。企画検討はじめたのが昨年9月、各地オフ会でNBオーナーのみなさんから意見を聞き、11月に入ってから開催を決定。準備期間は2ヶ月で開催となりました。
NBロードスターは1600cc(NB6C)、1800cc(NB8C)、そして世代によってNB1、NB2、NB3、NB4と進化していきました。その中には10周年記念限定車を始め、数々の限定車、イエローやグリーン、レッドなどに稀少なボディカラーが存在しますが、この日はすべての年式、グレード、各色のボディカラーがほぼ揃い、色とりどりのNBロードスターがマツダR&Dセンター横浜のオープンギャラリーを埋め尽くしました。
マツダR&Dセンター横浜
実行委員の3人のNBは早めに到着
私と横山さんは入口受付担当。
中嶋さんが前夜遅くまで仕上げてくれたTD-1001Rレースカーを置いて、受付しました。
手前のピッカピカのTD-1001Rは埼玉県からの参加者
NB前期、NB2以降の後期を分けたステッカー2種類をデザイン!
担当してくれたのは横山さん、ありがとう!
続々とNBロードスターが入場していきます。ワクワクしてきます!
10th Anniversary Limited ですね!
NB1イメージカラーだったエボリューションオレンジは茨城県から
NB3グレースグリーンのVSはなんと秋田県から!
これは稀少なNB4にしかない、ノルディックグリーンが愛知県から。
ピッカピカのCE28Nが格好いいNB1は奈良県から
オープンギャラリーに並べていきます
懐かしいNB1純正リップスポイラー、モノクラフトmm1、クーペタイプAフェイスなどが見えます
純正ハードトップ、ガーネットレッドやピットクルーフェイスも見えます
1台1台丁寧に並べて駐車していきます
開会式が始まり
まずは記念撮影を行いました。
夏のロードスター展などで展示される予定です
1月9日は貴島さんの誕生日、8日はNBロードスターの誕生日ということでケーキを2つでお祝いしました。
貴島さん、お誕生日おめでとうございます!!
NBロードスター、お誕生日おめでとう!!
NBロードスターチーフデザイナーだった林 浩一さんはすでに他界されてしまいましたが、この日は写真参加。
NB Roadster Meeting を一緒に見守ってくださいました
「NBミーティングをするなら『NBも頑張ろう!』のサブタイトルを付けるように」とアドバイスをくれたのはRCOJの水落さん。
どのロードスターも垣根なく、NAもNBもNCもNDも頑張ろう!という意味だそうです。
ズラリと並んだNBを見て、「NB専門中古車店みたいだなあ(笑)」とか、言いながらとても笑顔でご機嫌でした。
ちょっと贅沢な崎陽軒の『横浜中華弁当』
「全国各地から集まる参加者のみなさんに横浜らしいものを!」
と実行委員のみんなで選びました
午後はいよいよお待ちかね
NBロードスター開発主査、貴島孝雄教授によるトークショーです
NAロードスターは日常、交差点を曲がるだけでも楽しいと感じるように仕上げたこと。
NAから基本同じエンジンとシャシーを16年も熟成させてきたクルマはロードスターとポルシェくらいしかないことなどが語られました。
「NAがあったから、NBがあり、NBがあったからNCがあり、NCがあったからNDがある。こうしてスポーツカー文化が継承されていくものである」と語られました。簡単なようでこうして続けることは難しい。それを成立させるため、何を考えて企画されたのかがとても今日深い講演でした。他メーカーではなかなか出来ない素晴らしきスポーツカー文化をロードスターは持っているのです。世界中が驚く、このロードスター文化の素晴らしさを私たち日本人は本当の意味で理解しているのであろうか。そんなことを改めて思った講演でした。
内容は大変貴重で有意義なものでしたが、これは全国から長時間かけていらして、お金を払って参加されたみなさんだけの特権。
次回、20周年MTGを楽しみにされている方たちのためにもこれ以上、ここでの掲載は控えさせていただきます。
講演の後は参加者から、貴島さんへの質問コーナーもあり
(写真の掲載許可をいただいております)
貴島さんは、ひとつひとつの質問に丁寧に答えてくださいました。
NBロードスター生みの親とNBを愛して止まないオーナーとの交流。
じゃんけん大会があり、マツダ、RCOJ、MZ Racingさんからご協賛いただいた賞品をプレゼント。
貴島さんにお誕生日おめでとう!のメッセージを参加者のみんなで色紙に書きました
最後にメッセージの書かれた色紙を贈呈
先ほどのケーキをカットしてお渡しして、残りは参加者で分けていただきました。
お誕生日おめでとうございます!
貴島さん、素敵なトークショー、講演をありがとうございました!
NBロードスターも18歳、お誕生日おめでとうございます!
これからもお元気で、たくさんのお話を聞かせてください
さあ、楽しい時間ももう終わりです
閉会となりましたが、外では楽しい交流が続き
講演会場はまだ熱気冷めやらず、貴島さんにサインを求めるファンの行列が続きました
TD-1001Rとサンバーストイエローのウェブチューンド
NB1とNB2
レーシンググリーンが並びました⭐️
ホワイトが並び
チタニウムグレーⅡのレースカー
オレンジ&シルバーが格好いい⭐️
10周年記念限定車
マツダスピードバージョン
だんだんと暗くなってきました
ありがとうございました。秋田までお気をつけて!
名残惜しいですが解散です。NB1のヘッドライトもなぜか寂しそう
みなさん、ありがとうございました
神戸から、ありがとうございました!
北関東のみなさんもありがとうございました!
そろそろ帰るよ(笑)
お忙しい中、私たちのために山口県から駆けつけてくださったゲストの貴島さん、ありがとうございました!!
場所をご提供いただいたり、オープンギャラリー使えるように調整してくださったマツダのみなさん、RCOJ水落さん、写真担当してくれた金田さん、取材に来てくれたMZ Racing 中野さん、ありがとうございました!!
たくさんのみんさんとの交流によって、NBロードスターの魅力を再確認できた貴重な時間となりました。またそれぞれのNBオーナーのみなさんで交流し、どんどん楽しんでいただけるきっかけになれたら嬉しく思います。
また20周年やりましょうね⭐️
本当にありがとうございました。
自動車研究家 出来利弘
マツダ株式会社、Roadster Club Of Japan
告知協力:
・MAZDA FUN SITE
http://mazdafan.info/_ct/16918582
取材協力:
・MZ Racing
http://mzracing.jp
主催:
NB Roadster Meeting 実行委員会(中嶋、横山、出来、金田)
参加ありがとうございました!
NBロードスター20周年でお会いしましょう!
NB ROADSTER CLUB 事務局
NB Roadster Meeting 実行委員
ディーテクニック 出来 利弘まで
〒224-0053
神奈川県横浜市都筑区池辺町3960
info@d-technique.co.jp
TEL 045-590-5121
・MAZDA FUN SITE
1月10日(日)NB Roadster Meeting ~NBも頑張ろう!〜 が明後日開催されます
日付:2016年1月10日(日曜日)
NB ロードスターミーティング in マツダR&D横浜
NBロードスターファンのみなさん、こんばんは。この度は多くの方々のご支援、ご協力を得て、いよいよ明後日、
1月10日(日)にNBロードスターミーティングを開催出来ることとなりました。
NBロードスターは1998年1月8日、ちょうど18年前の今日、正式発売でした。
このページを通じてみなさんと一緒にNBロードスター18歳の誕生日をお祝いさせていただきたいと思います。
今回、このような形でNBミーティングをスムーズに開催できた背景にNCEC 10th Anniversary Meeting スタッフのみなさんが苦労の末に開拓してくれた運営ノウハウと参加されたNCオーナーのみなさんのマナーと信用があったことをご報告しておきたいと思います。ありがとうございました。
また再度、機会を与えてくださったマツダ関係者のみなさんをはじめ、ご協力いただきましたみなさんに感謝しております。当日は無事にイベントを開催し、
後日、レポートもアップしていきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
そして参加者のみなさん、早期からのお申込みをありがとうございました。いよいよ明後日、10日(日)イベント開催です。開催内容、時間などに変更はございません。いや、ありました! 改修工事がまだ行われておらず、なんと
オープンギャラリー内にNB車両を並べられることになりました!!
当日は午前9時にマツダ横浜R&Dのロータリーで受付しながら『申込用紙の原本』を確認の上、
駐車場所へと誘導しますので、『申込用紙の原本』を必ずお持ちになってください(一部すでに原本を郵送されている方は大丈夫です)。
下記の注意事項をご確認の上、お気をつけていらしてください。
★国道からの出入り時に、歩道橋による死角があります、歩行者や自転車などに特に注意してください
★施設内及び近隣(国道までの区間含む)での空ぶかし、車両整備、路上駐車などは禁止です
★イベントのために場所を提供していただくマツダと地域住民の方々に迷惑をかけないようにみんなで心がけましょう
★会場前にまっすぐ渡る踏切がありますが合法車両であれば、なんとか問題ありません
★踏切を渡ったら、右手側すぐがマツダR&D横浜の建物です(左側は全く関係のない会社ですのでご注意ください)
★右側のロータリーで一旦停車して受付してください。混雑時は現地スタッフの指示に従ってください
⭐️駐車場内は急な風もあるかと思いますので隣の車のドアなど当ててしまわないよう、ご注意ください
⭐️車に貴重品などを置いたままにしないよう、ご注意ください
⭐️たばこは所定の場所以外禁止です(喫煙所を設けます)のでご了承ください
それではみなさん、1月10日(日曜日)当日、会場でお待ちしております。
NBの歴史を振り返り、NBの魅力を語り合いながら、想い出に残る楽しいひとときをご一緒しましょう
日付:2016年1月10日(日曜日)
9時~9時40分
10時~15時
お昼頃にお弁当配布
ゲストトークショー開催予定時間:
13時~14時
15時
NBロードスター 約60台
オープンギャラリーに参加者のNBロードスターを並べます
NB開発主査:貴島孝雄 氏(現山口東京理科大教授)
ゲストによるトークショー、ゲストをまじえたNBオーナー、ファン同士の交流、集合写真の撮影他。
NBの歴史と特有のメカニズム、メンテナンスなどについて深く語り合いましょう
天気予報では良好ですが、万一、突然の雪や風などイベントを中止せざるを得ない場合は前日の18時までにサイトで告知します。
協力:
マツダ株式会社、Roadster Club Of Japan
主催:
NB Roadster Meeting 実行委員会(金田、出来、中嶋、横山)(あいうえお順)
当日の連絡方法: 参加者の方で何かのご連絡、お問い合わせなどございましたら、
info@d-technique.co.jp
までEメールにてご連絡ください。
6時間以内に必ず返信いたしますので万一返信がない場合、
なんらかの事情でEメールが届いていない可能性がございます。
その場合はお電話にてご確認ください。
出張中は私の携帯電話へ転送されます。
またEメール環境のない方も
TEL 045-590-5121(NB ROADSTER CLUB 事務局 出来)
申込受付期間:
11月25日(水)〜12月21日(月)期間内であっても定員になり次第、締め切り
12月18日(金)までで定員に達したために申込を締め切りとさせていただきました。
その後、キャンセル待ちの方を調整させていただき、すでに満員です。
多数のご参加をありがとうございました。
※ご注意ください!!!
事前申込されていない方は、当日お越しいただいても、トークショーはもちろん、それ以外でも
イベント敷地内、及び一般駐車場にも一切入場いただくことは出来ません。
お申込み、お問い合わせ先:
NB ROADSTER CLUB 事務局
NB Roadster Meeting 実行委員
ディーテクニック 出来 利弘まで
info@d-technique.co.jp
TEL 045-590-5121
告知協力
・MAZDA FUN SITE
http://mazdafan.info/_ct/16918582
2016年は『心を豊かに』
新年 あけまして おめでとうございます
2016年が始まりました。
昨年は水素燃料電池車や自動運転技術など未来のクルマが現実味を帯びてくる一方で
新型マツダロードスターやホンダS660などライトウェイトスポーツカーが話題となりました。
今年もどんな楽しいクルマが出てくるのか。今から楽しみでワクワクしています。
ディーテクニックは『原点回帰し、クルマの楽しみ方を伝えていく啓蒙活動に取り組む』と宣言して6年目です。
お蔭様で当初の目指したスタイルは、ほぼ完成という域に達してきました。
完成したら、立ち止まらず次のステップへと進まなくてはなりません。これをベースに今年は『変革の1年』として
新たなことにチャレンジして、また結果をご報告していきたいと思っています。
1. ディーテクニックWebビルディングはみなさんに可愛いがっていただき、2年目を迎えることができました。
今後も気になるクルマや情報を見つけたら、記事をアップして内容を充実させていきたいと思います。
2. モータースポーツ底辺活動は昨年もディーテクニック初心者向けのサーキット走行会&スクールとして、
サーキットやジムカーナ場を使ってのドラテク徹底特訓を開催いたしました。
2016年は5月4日(祝)と11月27日(日)に筑波サーキットコース1000で開催を予定しており、
またドライビングアドバイザーとして今年も全国各地へと出かけます。
3. 『モノ創り文化継承』のイベントは昨年8月23日『NCEC Roadster 10th Anniversary Meeting』をマツダR&D横浜で開催し、
2016年1月10日(日)には、『NB Roadster Meeting 〜NBも頑張ろう!〜』をマツダR&D横浜で行います。
いずれもゲストに貴島孝雄氏を迎えて講演があります。
まずはロードスターですが、今後は他車でも様々な文化活動を行っていく予定です。
これらの活動を通じて日本のクルマ文化として、何を残して行けば良いのかについて議論、研究していきたいと思います。
スピードや性能、効率だけではなく、『心を豊かにしてくれるクルマ』とは何なのか。私の興味はそこにあります。
それは必ずしも新車や高級なものでなくてもいいし、自分のクルマのカスタマイズの方向性なのかもしれません。
私自身もまた、みなさんの『心を豊かにする』、そんな企画や仕事をしていければと思っていますので
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
2016年1月1日 出来 利弘